計画を実行するためには、それを動かす人材が必要です。適切な業務運営があれば、担当マネージャーを中心にPDCAを回し目標に向かって邁進できます。
マネジメントとは、何をするのでしょう?
「目標管理」「業務の進捗管理」「チームの活性化」「人材育成」「社員のメンタルヘルス」
など、様々な役割がありますが、
ここでは、「組織が成果を上げる」ということについて考えてみましょう。
経営学の父と云われるピーター・ドラッカーの著書では、「マネジメントは組織に成果をあげさせるための道具、機能、機関」と定義しています。
計画を作り、実行するための仕組みを作り、仕組みを動かすために「道具、機能、機関」が必要です。
マネジメントとは、「計画作り」「仕組み作り」「それらを動かすための一連の流れ」
ということです。
そのために、リーダーシップやコミュニケーションも必要になってきます。
では、成果を上げるために何をすればいいのでしょう。
その前に、あなたの職場は、こんな感じになっていませんか?
- 業務は、個人プレーが多く、チームとして動くことがない又は、少ない
- 誰が何をしているのか把握していない
- 業務がブラックボックス化して何をしているのかわからないことがある
- チームとしてまとめる人材がいない
- チームとしての進め方がわからない
- 問題の抽出方法がわからない
- 問題が発生しても、そのまま放置されることが多い
- 問題が発生すると計画がストップしたままになってしまう
- 仕事の全体像を全員が全員で共有できていない
- この業務で、どんな成果を求められているのかハッキリしないことが多い
このような状況では、「業務の仕組み作り」や、それを動かす「マネジメント」も
思うようになりません。
まず、これらをクリアにして、
各メンバーが、「やるべきこと」「チェックすべき基準」を作って
ブラックボックス化している業務を明らかにして「優先課題」を明らかにする必要があります。
良好なマネジメントを実施するためには、まず、
どういう考え方で、何をすればいいのか・・・・
これをハッキリさせることが、第一歩です。